秩父蒸留所
訪問記


秋が深まる秩父蒸留所キルン肥土氏とキルン

秩父蒸留所に行ってまいりました。ついに!操業開始となるみたいです!!
訪れたときは、蒸留器を設置している最中で、後は、許可が出次第操業を開始するみたいです。
年内は仕込めるだけ仕込むとおっしゃっていました。この日を、待ち望んでいたんでしょうね!

全体像の左にある建物が事務所。その奥にある建物が、下にご紹介している仕込みから蒸留を行う所。
その奥のとんがった塔(キルン)がある建物が麦芽乾燥塔。現在は、まだ機器が設置されていない状態ですが、
その内ひと段落したら、使用したい、とおっしゃっていました。
一番右手が、ウェアハウス(熟成庫)。

マッシュタン

糖化槽。
麦芽と温水を混ぜ合わせ、麦汁を造るところ。
ステンレス製。
右は、マッシュタンの底の部分。ドラフ(麦芽粕)をかき出すための装置が付いていました。


ウォッシュバック

醗酵槽は、5基。
材質は、なんと!ミズナラです!!
ジャパニーズ・オークですよ〜。さすが、こだわりが感じられます!
ほのかに香る香木のような香りが心地よかったです。


ポットスチル

蒸留器。初留釜1基(左)、再留釜1基(右)の合計2基。
容量は、どちらも同じで再留釜のほうが背が高いそうです。
う〜ん、ポットスチルを見ると、テンションが上がります・・・。


ポットスチル内部

蒸留方式は、スチームパイプの間接加熱。
初留釜(左)と再留釜(右)とでは、形状が微妙に違うみたいです。


コンデンサー

冷却装置。
シェル&チューブ式。
蒸留されたアルコールがこの部分を通って、再び液化されます。

右は、スチルの全体像&設置風景。


スピリットセーフ

2回の蒸留を経て、このスピリットセーフでミドルカットをします。
最初に流れ出てくる液体(フォアショッツまたはヘッド)と最後に流れ出てくる液体(フェインツまたはテール)は、荒々しかったり、不純物が混入しているので、この部分をカットします。
熟成に回すのは、流れ出てくる真ん中の部分(ミドル)のみを使用します。

右は、燦然と輝くフォーサイス社(スコットランドの蒸留器メーカー)のマーク。
(見づらいですかね?)


ウェアハウス

熟成庫。
土がむき出しのダンネージ式にするそうです。
現在は、樽はありませんが、そのうち樽で埋め尽くされていくのでしょう!


秩父蒸留所訪問記 パート2

2008年2月7日にようやく秩父蒸留所にウィスキーの製造免許がおりました。

今度は稼動している秩父蒸留所を訪問してきました。


麦芽モルトミル

まずは、事務所でご挨拶をし、それから工場見学。
ウィスキー造りの工程通りに見学はすすみます。

麦芽の説明から始まりました。現在は、まだ試行錯誤の段階なので、ピートを使用した麦芽ではなく、ノンピートのものを色々試している段階とのこと。

写真左は、破砕する前の麦芽。
この麦芽を右の写真のモルトミルで粉砕します。



マッシュタンマッシュタンを見るチーフディスティラーの内堀氏粉砕された麦芽は、次にマッシュタンに送られ、ここでお湯を加え糖化されます。
麦汁になるわけですね。

お湯は三回にわけて投入されますが、見学に伺ったときは3回目のときでした。
右の写真は、チーフディスティラーの内堀修省氏。


ミズナラの醗酵槽 醗酵しているところ 醗酵槽はミズナラ(左の写真)。ここで酵母を加え、勢いよく醗酵をさせます。
新樽なので、今は多めに酵母を加えているそうです。




フォーサイス社のポットスチルスピリットセーフ

蒸留器(ポットスチル)は初留釜と再留釜の二基。容量はどちらも2000l。
スコッチで認められている容量の最小サイズが2000lだそうで、普通、再留釜は初留釜より小さいそうですが、ここはスコッチでの規定を守って、再留釜も2000lにしたそうです。

右はスピリットセーフ。ウィスキーとなるのは、ミドルカットの部分だけ。日本酒でいえば、中取りの部分。

ヘッド部分・ミドル部分・テール部分のそれぞれの香りを嗅がせていただきましたが、明らかに違いがありました。面白いものです。




肥土伊知郎氏秩父蒸留所第一号の樽

以前来た時には何もなかったウェアハウスには、色々な形状の樽に詰まったウィスキー達が・・・。
右は記念すべき秩父蒸留所第一号の樽。
肥土社長によると、20年か30年後に記念ボトルとして出したい、とのこと。

この第一号の樽を見て、私も飲めるように、元気に酒屋をやっていなければ!と心に誓ったのは言うまでもありません。




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